「レッツゴー」
それでは、まず相手がこちらの『聖騎士ホーリー・フレイル』に対して『ロマネ・コンティ』を移動させてきました。相手の手札は1枚、残りエネルギーは白3、緑2です。
そこでこちらは移動にスタックして『ダイヤモンド・ソウル』を発動し、返り討ちを試みました。
しかし、そこで相手はさらにスタックして『クリスタル・フォートレス』を発動。
当然パワー9000となった『聖騎士ホーリー・フレイル』は、パワー10000となった『ロマネ・コンティ』に破壊されてしまいました。これは仕方が無かったのか? 実は、この事態を防ぐ事が出来ました。
まず相手の移動、これを解決させる…つまりバトルに突入してしまうのです。それからダメージがスタックに乗る前に『ダイヤモンド・ソウル』をプレイ。こうする事によって、相手はクイックタイミングの『クリスタル・フォートレス』をプレイ出来ないので、当然『ロマネ・コンティ』は返り討ちです。
これはタイミングに気をつけようといったところですか、続いては自分が相手のユニットを破壊しようと、自分のユニットを移動させた時です。
自分のユニットは『ロマネ・コンティ』1枚のみ、相手のユニットは『狼王ロボ』1枚……相手は特に何もせずにバトルを解決させ、『狼王ロボ』は破壊されました。しかしここでスマッシュフェイズへ移行したい事を伝えると、相手は『玩具商人ペンギン・ポー』を『ロマネ・コンティ』の居るスクエアにプレイしました。そのまま対処できず、『ロマネ・コンティ』は破壊されました。
相手が失ったカードは2枚、しかし『玩具商人ペンギン・ポー』の効果によって1枚ドロー、つまり相手は場の『狼王ロボ』だけを失い、こちらは場の『ロマネ・コンティ』と、その移動コストを失ったわけです。
こう考えると、相手がアドバンテージを得ていますね。場に出ているカードというのはそれだけで手札にある同じカードより基本的には価値が上です。しかもパワー8000のコスト6ユニットを、こちらはほぼ『狼王ロボ』と交換した事になりますから(相手は手札の枚数は減らしていない)相手に一歩リードを許した事になります。相手の手札の枚数と、エネルギー残量を照らし合わせて行動を考えましょう。
まず、一体破壊された場合でもすぐにリカバリーできるよう、他にもユニットを出して、場を整えてから行動しましょう。こうすることで、自分のユニットが一体倒されても、対応に追われる事もなく、余裕を持って行動できるはずです。
「へ〜」
聞いてなかったでしょ? 日輪剣!
「なんじゃそのなんでも切れそうな剣は―」
シュパッ!
では、ここらで終了しますね。
【関連する記事】