「『犬闘士ゴールデンレトリーバー』と『ハウンド・ソウル』ですね」
ハウンド・ソウルは使いどころが難しそうですが、プラン系のデッキには効果が期待できそうですね。プラン宣言に対してこれを使うのが良いかと、後はバトルタイミングを利用してクイックストラテジーの封印とかですが、パワープラス効果が1000なので、総合的に見ると……って感じですね。
「プラス2000あれば結構使えそうですが、レインボー・ソウルがあるわけですし、プラス効果はやはり1000が妥当ってところですね」
ま、それより注目なのが、『犬闘士ゴールデンレトリーバー』ですよ、白はこのカードを待っていた、といっても過言じゃないのでは?
「ようやく出た相手限定のアンタッチャブル効果ユニットですからね。ただ後ろにユニットが居ないといけないんですが、これは仕方ないですかね」
まあ、そうでもしないとコストが上がるだろうし、プラス2000という事は3コスト5500ですよ、実にグッド。白単ウィニーの時代もありえるかもしれませんねえ……束縛の連鎖で踏み潰しを封じれるわけですし。
相手がユニットを出して踏もうとすれば束縛し、投げつけてくればガーディアン・ソウル、おお、いけそうな雰囲気が漂ってきましたよ、あれ、別にこのカードいらない?
「あまりいりませんね、2コストユニットぶち込んでればそれでOK、ウィニーだから単体除去には強いですし、しかし前に出て後ろにユニットを置いておけば除去はされずらくなりますし、プランデッキにはかなり有利になるんじゃないですか、他にもハウンドはいるはずですし」
しかしそうなるとこれ以上軽いハウンドは考えにく……いや、あるのか? これと同じ効果でコストとパワーが軽い奴が! もしあれば計6枚の条件付アンタッチャブル……むう、プランデッキは完封したも同然!
「まあエンジェルのコスト配分とこのカードのテキストからして3、5、7コストで他のハウンドが出てくると思いますが」
むう……しかし白はそろそろ強化されないと、単色で一番戦えない色だと思われるので、まあ正直白はわりと好きな色になってきたんですが、やはり黒もそろそろビートタイプではなくコントロールタイプの強力カードが欲しいところです、大量除去が殆どないから厳しかったわけで、6コストぐらいで4コスト以下2体除去、とか割と真面目に欲しいです。当然指定は3か4、タッチや2色では使わせないっ!
「黒好きですねえ」
まあ、ヴァンパイアに引かれてD−0をやろうと決めたようなもんですから、然るに、最近のドラゴンの効果と色指定の小ささについて60分ほどかけて言っておきたい事が――
「では、強制終了させますので、皆さん、いずれまた」