ノーマル
あなたはベーススペースのスクエアにあるすべての自分のベースをゲームから取り除く。あなたは自分の墓地にあるベースを3枚まで選び、それぞれのラインの自分のベーススペースのスクエアに1枚ずつリリース状態で置く。
とうとう来たカード! 一度に三枚まで場にカードを出せる。
そんなカードを使ってデッキを作らずしてどんなカードを使おうというのか!
「はいはい」
このカードを主軸に、デッキを作ってみました。
デッキ名:沈黙の騎士
ユニット―21枚―
花束を捧げる乙女×3
聖騎士ホーリー・トマホーク×2
殺意の魔煙キラー×3
黒衣の淑女ヘルガ×2
イビルアイ・ソルジャー×3
ザ・ハーブス×3
イビルアイ・ドライバー×3
シャウトする人形ナオ×2
ストラテジー―9枚―
サイレント・ナイト×3
束縛の連鎖×3
失恋の痛み×3
ベース―10枚―
ソーラービーム・サテライト×1
変形城砦リコッタ×3
お菓子の家×3
禁断の病棟×3
一枚ずつカード投入の理由を説明していきましょうか。
花束を捧げる乙女
現在警戒指定までされている言わずと知れた強力カード。
色拘束も1で、速攻気味に殴られるのが不得手なこのデッキ、そしてベースが入るデッキが多くなるであろうこの環境。ここまでそろうのですから、白が入るなら投入しない理由はありません。
「いわゆるとりあえず3積みしておけなカードってとこですね」
聖騎士ホーリー・トマホーク
足止め要員。流氷の大陸や歌劇場などでリリースインで中央にルドルフなどを置いてのリアニメートなども場に出すのに対してプレイすれば止められます。しかし本来の目的は不言のカペラやタマゴ・ドリアードなどの優秀な殴り要員の足止めです。
「その辺りにガンガンと殴られるのに任せているわけにはいきませんからね」
殺意の魔煙キラー
軽量ユニット撃退要員。1コストは相変わらずに偉いところです。グレン・リベットもありなのですが、プランから場に出した後の移動コストなどを考えてこちらにしました。
黒衣の淑女ヘルガ
ソーラービーム・サテライトか禁断の病棟を回収するのが主な役割。イビルアイ・ソルジャーやザ・ハーブスなどでさらに……と
デッキの噛みあわせの一要因となっています。
「ただ、ベースを張っているラインに投げなくてはならないのが、使い勝手が悪いですね。そこは注意です」
イビルアイ・ソルジャー
歩いてベースを張るだけで敵軍エリアのバルカンが死ぬというのは詐欺に近いです。しかもどのラインにベースを置いてもOKという使い勝手のよさです。
「歩いて踏もうとすれば隣接しなければならず、投げつけて殺すならば既に効果を発動した後でしょう」
ザ・ハーブス
このデッキのベースは1コストが9枚、2コストが1枚。つまりこのカードのプレイと効果の発動を1ターンで行うとしても5、6コストで手札を2枚奪える事になります。ユニットもきちんと場に出せていますしね。
さらにサイレント・ナイトの効果を発動するために墓地にベースを増やすという役割までやってのけます。
「まさにこのデッキのために有るようなカードですね」
イビルアイ・ドライバー
説明不要の強力カード。あえて付け加えるならばステルス・スナイパーに耐性をもった各大陸の4コストユニットたちを無条件で殺せるカードです。
「ますます必須カードになってきましたねえ……」
シャウトする人形ナオ
ユニットを出しつつユニットを除去できるカード。プランジャーたちの例があるように、相手の攻め手を潰しつつ展開できるカードが、弱いわけはありません。コストの高さ、いやパワーの低さが難点ですが、足止めの方に重きが置かれていると考えてください。
「このデッキにおける攻め手は他に居るわけですからね」
サイレント・ナイト
このデッキの主役のひとつ。といっても他にも主役となっているカードは多くあります。このデッキは殆どのカードがかみ合っているから面白い動きをするのです。
「序盤、ザ・ハーブスや禁断の病棟やソーラービーム・サテライト自身の効果、プランの更新によって墓地に置かれたカードたちを一気に復活させられます。もちろん。主役はリコッタやお菓子の家たち変形ベース!」
特に一度変形して殴り、迎撃された家やリコッタを復活させれば……というのがこのデッキの目的ですね。
束縛の連鎖
最高の足止めカード。これがないとガンガン攻めて来るデッキに対しては辛くなるでしょう。
失恋の痛み
説明不要の強力カード。こんなフレーズを何度使えばいいんでしょうか。
「まあ序盤の優位に止めのターンに、と使えるカードですしね」
ソーラービーム・サテライト
優秀なベースが増えた今、ベース破壊の手段を持っておくに越した事はありません。特に陽炎の陣などの2コストベースを早いうちに破壊する為、2コストのこのカードを投入しました。
とはいえ、それよりも流氷の大陸、歌劇場などの次々と殴る、あるいは8コストユニットたちを次々と……というデッキは辛いので、4枚目のベース破壊を投入したわけです。
「妙に長い説明になりましたね」
中々言葉だけで説明しきれないんですよねえ。
変形城砦リコッタ&お菓子の家
いわゆる変形ベース。リコッタは対象にならず、家はバトルする相手のパワーをマイナス1000する。2スマユニットです。
しかもベースとしてプレイするだけならば1コストというのがまた素晴らしい。
禁断の病棟
相手ユニットの破壊、その上墓地にベースは増える。1コスト。
ザ・ハーブスやサイレント・ナイト、イビルアイ・ソルジャーなどと噛み合わさります。
「問題は、実戦不足ですね」
そうですね。もうちょっと調整が効くと思っています。ただ、原型はできたのでとりあえず紹介した。といったところです。
「ネタが無いからでは……?」
……まあ、更新のネタに詰まったらデッキ紹介、というところですが、妙に時間を掛けてしまいました。一枚一枚に説明をつけてしまいました。
それでは、また今度〜。